授業料免除の申請理由の書き方と参考例文まとめ

給付型奨学金

ほとんどの大学で、自力(親の収入だけ)では学費を払うことができないような貧しい家庭向けの授業料の免除(減免)制度が存在しています。

ただし、多くの場合、自分から授業料免除申請を出さないと、実際に授業料を免除してもらうことは出来ません。

そんな授業料免除の申請書を書いているときに困ってしまうのが、申請理由(家庭の事情や経済状況など)を書く欄ではないでしょうか。

この記事では授業料免除の申請理由としてよく使われている実際の例文を厳選してまとめておきましたので、それらを参考に自分なりの言葉に書き換えながらの申請理由を完成させていきましょう。

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【例文1】家族の介護で共働きでなくなるため収入が減る

私の父は58歳で自営業をしていますが収入が不安定な状況で、保育士である母は祖父母の介護のため、来年の春で退職する予定です。家族の収入が減少するため、今後、一人暮らしの私に仕送りできる金額は月8万円が限界の見込みです。このままでは、年間100万円以上かかる学費をまかなうことができないため、大学を卒業できる見通しが立たなくなってしまいました。仕送りとアルバイトにより生活費の見通しは立っておりますので、授業料免除制度を活用できれば来年度以降も在学し、学業を続けることが出来ます。何卒、よろしくお願い致します。

【例文2】兄弟が私立高校に進学するため支出が増える

私の家は家族6人で父母の所得での進学が難しい状況にあります。そんな中、私以外にも妹が来年私立高校の受験を控えており、出費が増えてしまう予定です。自分の将来を考え○○について進学して勉強をしたいのですが、家族に負担を掛けず自分だけで学費を賄う事に無理があります。そこで、授業料の免除により学費負担を軽減したいと考えております。

【例文3】学びたい学部が授業料の高い私立大学にしかない

アルバイトの母の収入で小学生の妹と県立高校に通う弟を含む家族5人で生活しています。私は薬学部を志望しており、薬学部のうち自宅通学が可能で、かつ、現在の選択科目で受験が可能な大学は私立大学になります。収入が少ないため、私が来年度大学に進学した場合、学費を支払うことができる見込みがありません。そこで、授業料減免を利用することにより経済的な理由を解決したいと考えております。

【例文4】進学後学業に打ち込みたいためアルバイトができない

私の両親の収入は2人合わせても決して多いとはいえません。私が大学に進学することによりさらに家計に負担をかけてしまうと、両親の生活が成り立たなくなってしまいます。私は学業に打ち込みたいという気持ちがあるため、アルバイトで学費を工面するということはできない状況にあります。そこで、授業料免除制度を利用することによって、学費の支払い負担を軽減したいと考えております。以上の理由で授業料免除制度に申請いたします。

【例文5・6】片親で家計に余裕がない

私が小学生の時、私の両親は離婚しました。それから今に至るまで、シングルマザーとなった母が、私を支えてくれました。家計に余裕はなく、中学生、高校生の時は支出が増えるのを懸念し、クラブ活動も控えました。しかし、大学での勉強は学費や教材費など、これまで以上にお金がかかり、また今後の就職活動にかかる費用も見越すと、現状の家計では充足できません。学生生活を意義あるものにするため、授業料免除の利用を希望します。


私は母と妹の3人家族の母子家庭で育ち、現在は母の収入のみで生活をしています。しかし、昨今の不況のおり、今後母の収入が減少してしまう恐れがあります。私は自分自身の将来の可能性を広げるために、大学進学を希望しているのですが、母にこれ以上の苦労をかけるのは心苦しく、また経済的にも進学費用を用意するのは困難な状況です。このような理由から授業料免除制度の利用を希望いたします。何卒よろしくお願い致します。

※各大学の授業料免除以外にも、母子家庭の人が優先して受けることができる奨学金がありますので、興味のある方は以下の記事を参考にしてみてください。

>>【母子家庭向け】申込可能な3つの奨学金と具体的な申込方法

【例文7】父親の単身赴任で生活費が二重となり支出が多い

我が家は単身赴任の父が家計を支えてくれて生活していますが、単身赴任による生活費負担増と、私立大学生である兄の学費を工面しなければならないことから、我が家の家計は厳しい状況にあります。今回の私の大学進学で家計の支出が多くなってしまうことは明白です。アルバイトなどで賄いたいと思っていますが、それでも全ての学費を賄うことは難しい見通しです。学業に専念し、有意義な学生生活を送る為に授業料免除を希望します。

【例文8】大学への進学に対して家計は厳しいが自分の夢を叶えたい

私の家庭は単身赴任の父と専業主婦の母、来年高校に進学する予定の弟、小学生の弟の5人家族です。父の収入は長引く不況のために低迷している状況にあり、また病気持ちの次男と痴呆のある祖父の介護をするために、母は働きに出ることができません。家計が厳しいため塾や予備校に行かず、独学で国家公務員を目指して勉強しています。この私の夢をかなえるためにも、ぜひとも授業料免除をお願いします。

【例文10】親と死別し祖父母に育てられたため自立したい

私の生母は7歳の頃に亡くなり、私は母が亡くなってから高校三年生まで母方の祖父母に育てられ、父とは別居しています。しかし、父は継母と再婚し、新しく子ができたため、今後父からの援助は望めません。私は夢である弁護士になるため、大学に進学して学業に専念し、良い成績を修めて卒業していきたいと考えていますので、授業料免除を利用することによって学業に専念していきたいと考えています。何卒、宜しくお願いします。

【例文11】住宅ローンの返済があるのに父親の退職で収入が確実に減ってしまう

私の家庭は会社員の父と専業主婦の母の3人家族です。現在父は59歳で来年退職することが決まっています。しかし、まだ住宅ローンが20年も残っているため、大学の費用を捻出する余裕がない状況です。私は大学に進学することを強く望んでおり、そこで勉学に励む事によって将来を切り開いていきたいと強く願っています。しかし、このままの状況ではその夢を諦めざるを得ない可能性があります。そのため授業料免除を希望します。

【例文12】お金のかかる自宅外通学になる予定だが、家族も養っている父からの仕送りだけでは足りない

私の家族は会社員の父と専業主婦の母、そして高校生の弟の4人家族です。私は東京の大学に進学する予定なので、独り暮らしになる見込みです。しかし、厳しい家計状況の中、父からの援助だけで全ての学費と生活費を賄うことはできません。授業料免除が不可となってしまった場合は、進学そのものが困難になる可能性もありますので、ご配慮いただけますと幸いです。よろしくご検討の程、お願い申し上げます。

【例文13】通学時間が長いためアルバイトが出来ない

私の家族は会社員の父と専業主婦の母、そして私の3人家族です。父は最近転職し、収入が減ってしまったため、学費を捻出するのは困難な状況となりました。私は自宅から大学に通っており、その通学は片道2時間掛かってしまうことと、休日は将来の目標のために○○でボランティアをしていることから、アルバイトをして学費を工面することはできません。このままでは大学に在籍し続けることが困難であるため、授業料免除を希望します。

【例文14】仕送りが減ってしまった留学生の場合

私の家族は、父と母、そして私の3人家族です。両親は共に祖国で会社員として働いているのですが、近年の経済不況により収入が減少してしまいました。両親の負担を減らすため日本でのアルバイトを探していますが、地震による営業時間の短縮などが原因でなかなかみつけることができず、このままでは継続して大学に通うことが出来なくなってしまいます。以上の理由から、授業料免除を申請したく、よろしくお願い致します。

最後に一言

今回は、【授業料免除】申請理由の例文と作文のポイントを解説についてお話しました。

この記事では授業料免除の申請理由の例文を中心にご紹介しました。

「授業料免除の申請理由の書き方がまだイマイチ分からないから一から教えてほしい!」という人は、こちらの記事に申請理由の具体的な書き方についてステップごとに詳しく解説してありますので、参考にしてみてください。

>>ライバルに差をつける奨学金(授業料免除)の申請理由の書き方

他の多くの人が借りられる日本学生支援機構の奨学金などと違って、授業料免除制度は各大学で採用人数が限られているため、競争率が非常に高くなっています。

ネットなどに掲載されている申請理由をそのまま書き写してしまうと、それだけで審査担当者の印象が悪くなってしまいますので、上記の記事も合わせて読んでおくことをおすすめします。

それでは!

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