奨学金申請理由の書き方と参考例文(仕送りが足りない場合)

ここでは仕送りが少なく進学するための学費や生活費が足りないという理由から奨学金を申請する人向けに、申請理由の例文(200字以内)や作文の書き方のポイントを紹介しています。

仕送りが足りない場合に使える奨学金申請理由の参考例文

私の家族は会社員の父と専業主婦の母、そして高校生の弟の4人家族です。私は東京の大学に進学する予定なので、独り暮らしになる見込みです。しかし、厳しい家計状況の中、父からの援助だけで全ての学費と生活費を賄うことはできません。奨学金の給付が不可となってしまった場合は、進学そのものが困難になる可能性もありますので、ご配慮いただけますと幸いです。よろしくご検討の程、お願い申し上げます。(189文字)

私の父は58歳で自営業をしていますが収入が不安定な状況で、保育士である母は祖父母の介護のため、来年の春で退職する予定です。家族の収入が減少するため、今後、一人暮らしの私に仕送りできる金額は月8万円が限界の見込みです。このままでは、年間150万円以上かかる学費や生活費をまかなうことができないため、大学を卒業できる見通しが立ちません。そこで私は貴機構の奨学金により学費等を工面したいと考えています。(198文字)

私の家庭は会社員の父と専業主婦の母の3人家族です。現在父は59歳で来年退職することが決まっています。しかし、まだ住宅ローンが20年も残っているため、大学の費用を捻出する余裕がない状況です。私は大学に進学することを強く望んでおり、そこで勉学に励む事によって将来を切り開いていきたいと強く願っています。しかし、このままの状況ではその夢を諦めざるを得ない可能性があります。そのため貴奨学金を希望します。(198文字)


私の家は家族6人で父母の所得での進学が難しい状況にあります。そんな中、私以外にも妹が来年私立高校の受験を控えており、出費が増えてしまう予定です。自分の将来を考え○○について進学して勉強をしたいのですが、家族に負担を掛けず自分だけで学費を賄う事に無理があります。そこで、奨学金を借りたいと考えています。(150文字)

我が家は単身赴任の父が家計を支えてくれて生活していますが、単身赴任による生活費負担増と、私立大学生である兄の学費を工面しなければならないことから、我が家の家計は厳しい状況にあります。今回の私の大学進学で家計の支出が多くなってしまうことは明白です。アルバイトなどで賄いたいと思っていますが、それでも全ての学費を賄うことは難しい見通しです。学業に専念し、有意義な学生生活を送る為に貴奨学金を希望します。(199文字)

私の家庭は単身赴任の父と専業主婦の母、来年高校に進学する予定の弟、小学生の弟の5人家族です。父の収入は長引く不況のために低迷している状況にあり、また病気持ちの次男と痴呆のある祖父の介護をするために、母は働きに出ることができません。家計が厳しいため塾や予備校に行かず、独学で国家公務員を目指して勉強しています。この私の夢をかなえるためにも、ぜひとも貴機構の奨学金の貸与をお願いします。(191文字)

申請理由の文字数チェックフォーム

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上記のフォームに入力するとリアルタイムで文章の文字数が確認できます。

>>【家庭の事情別】奨学金の申請理由例文一覧はこちら

仕送りが足りない場合の作文ポイント

奨学金の申請理由は学費だけではなく、進学後の生活費の仕送りが足りないことを理由にしてもOKです。

進学予定の大学が実家から遠いため、進学後は一人暮らしをしなければならず、他の人よりも仕送りがたくさんいるということでもOKですし、少し視点を変えて両親の収入が少ないことを理由にしてもいいでしょう。

なお、両親の収入が少ないことを理由にする場合、相当貧困でなければならないという風に思いがちですが、奨学金の家計基準を下回っていれば、それで充分に奨学金の申請理由となります。

出典)家計基準 第二種|日本学生支援機構

両親が共働きだったとしても二人の収入を足し合わせた額が少なければ奨学金を申請する理由になりますし、祖父母などの介護などの理由でどちらがが働けない状況なので家計の収入が少ないといったケースもよく見受けられます。

また、不況や転職、病気の悪化などの影響で両親の収入が減ってしまうことが想定される場合、それを申請理由にしても良いでしょう。

奨学金の申請理由を作文するための4STEP

奨学金の申請理由をかんたんに書き上げるポイントは、「奨学金の申請理由を4つのパーツに分ける」ということです。

  1. 「~という家庭の事情から苦しい経済状況にあります。」
  2. 「私は~への進学を希望しています。でも、~という理由から学費(または生活費)が足りないため、奨学金がなければ進学する(し続ける)ことができません。」
  3. 「そこで奨学金を借りることによって、希望する学校に進学したいと考えております。
  4. 「締めの一言」

このような感じで文章を細かく分けて分けて考えると、かんたんにオリジナルの申請理由を書き上げることができますので、作文の際の参考にしてみてください。

>>200字以内の奨学金申請理由の例文一覧はこちら

なお、無利子の第一種奨学金といった競争率の高いタイプの奨学金に申請する場合や、第二種奨学金でも大学毎に定員が定められている在学採用(大学進学後に奨学金を申し込む)などの場合、ネットなどに掲載されている申請理由をそのまま書き写してしまうと、それだけで審査担当者の印象が悪くなり、奨学金の申請が通らなくなってしまう可能性があります。

それらの奨学金に申し込む場合は、下記の記事も合わせて読んでおくことをおすすめします。

>>【奨学金の作文】ライバルに差をつける申請理由の書き方

スカラネット提出後から奨学金受け取りまでの流れ

パソコンなどを使ったスカラネットの入力(奨学金の申込)が完了したら、最後に「受付番号」が画面に表示されますので、その番号を下書き用紙に記入し、奨学金の申込で必要な書類(所得証明など)と一緒に学校に提出していきましょう。

これで奨学金の申請手続きが完了となり、奨学金に合格した場合、予約採用の場合は10月頃、在学採用の場合は7月頃に学校を通じて採用候補者決定通知という書類(賞状のようなもの)が送られてきます。

奨学金は毎月決まった時期に、申込の際に決めた額(月々数万円)が指定した口座に振込まれます。

>>振込日カレンダー|日本学生支援機構

なお、初回振込みは多くの場合、4月からではなく6~7月頃からのスタートとなることがありますので、詳しいことについてはこちらの記事を参考にすると良いでしょう。

>>【奨学金の振込日】奨学金が振り込まれない理由まとめ

奨学金の申請理由を提出するためのスカラネットや、下書き用紙のことについては、こちらの記事が参考になると思います。

>>スカラネットの下書きや入力に役立つ情報まとめ

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