日本学生支援機構の奨学金を返済免除する3つの方法

返済免除の具体的な申請方法と審査結果

奨学金の返済免除の申請方法と審査結果についてお話していきます。

返済免除の申請方法は大学によって様々ですが、年末から年始にかけて先ほど紹介したようなポスターが大学の総務の掲示板に掲載され、免除申請を希望する人が窓口で申請書を受けとります。

その後は、申請書と推薦文、それらに関わる書類などを総務に提出していきます。

あとは結果を待つだけ。

そして、奨学金が免除される場合のみ、卒業する前に本人に内示があります。

だいたい、教授から伝えられることが多いですね。

そして、大学を卒業した年の6月ごろには、奨学金の免除の正式な書類が自宅に届きます。

結果受け取り後に、奨学金免除通知受け取りの確認用ハガキの返送と、住居変更の場合はその届け出が必要になりますが、免除通知が来てからでOKですから、気長に待ってください。

返済免除申請の審査フロー

続いては、奨学金返済免除の審査フローについてです。

【STEP1】各大学ごとに奨学金免除申請者のリストを作成

奨学金の免除申請は直接日本学生支援機構に提出されるのではありません。

まずは、各大学毎に奨学金の免除申請者の順位付けしたリストを作成します。

各大学で審査基準は様々ですが、学内選考会や教授会などで行われるようです。

【STEP2】日本学生支援機構で免除者が決定

各大学から提出された日本学生支援機構が上位の一定の割合に対して返還全額免除、そして返還半額免除を決定します。

以上のことから、奨学金の返済免除を受けるためには、大学内で開催される選考会や教授会でリストの上位にランクされる必要があることが分かると思います。

ただし、日本学生支援機構は学内選考の選考基準を明確に規定しているわけではなく、各大学毎に奨学生を選考する基準、選考方法が決められています。

学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価し、学生の学修へのインセンティブ向上を目的としています。

引用)日本学生支援機構ホームページ

日本学生支援機構には審査基準がこのように書かれていますが、、各大学ごとに決められている詳細な選考基準は公表されていないことが多いと思います。

早い段階から様々な人脈(教授や助教授、総務職員、返済免除を受けた人など)から、あなたの大学の学内選考の選考基準を聞き出し、それに合わせた対策をしていくことが大切ですよ。

※大阪大学では、奨学金免除の審査基準の点数を公表しています。あなたの大学にそのまま当てはまるわけではありませんが、参考にしておきましょう。

>>日本学生支援機構大学院第一種奨学金平成 22 年度特に優れた業績による返還免除候補者の募集(PDF)|大阪大学

その他にも、インターネットのQ&Aサイトで奨学金免除が可能かどうかの質問がいくつかありましたので、今の自分の成績で奨学金を免除される可能性があるかどうか気になっている人がいたら、一度確認してみてみるといいかもしれません。

返還免除を申請するときに提出する推薦書の書き方

ここからは、申請書に添付して提出する推薦書の書き方についてご紹介します。

【ステップ1】本人が推薦書を下書きする

まずは、申請者であるあなたが推薦文を下書きします。

推薦者(担任の先生や指導教授など)から「あなたを是非推薦したい」と言われたのであれば、推薦者に作文を全て任せてもよいと思いますが、あなたの理由で推薦者に推薦書を書いてもらうわけですから、あらかじめ推薦文を下書きしてから渡した方が良いでしょう。

推薦書の下書きで書くべきことは、奨学金免除の申請書で記載した内容を踏まえながら、勉学への意欲が高いことや将来の目標に向けて努力していることにフォーカスを当てて書いていきましょう。

申請者の経済状況については、申請書に書くため、推薦状に書く必要はないと考えます。

【ステップ2】推薦者の下書きと捺印

下書きができたら、推薦者に推薦書の下書きを手渡し、手直しと捺印をお願いします。

その後、申請書と共に提出するという流れになります。

奨学金免除申請の推薦書の例文は、こちらのサイトに詳しく記載されていますので、ぜひご覧ください。

>>奨学金を返済免除に:申請書/添付書類の例文

私は半額免除でしたが、こちらのサイトを運営されている方は実際に全額免除になっていますので、信頼できますよ。

返済免除を受けるための重要な2つのポイント

さあ、ここからは奨学金の免除を受けるための具体的なポイントについて、お話ししていきますね。

【ポイントその1】点数が付くように漏れなく記入する

奨学金免除の申請書では、①「大学院における研究課題等」で研究テーマの概要と、その他に②「教育研究活動等の業績」や③「特に優れた業績の要旨」について添付されている解説書に従って記入していきます。

ここでのポイントは、②と③の項目において出来るだけ多く○をつけていくということ。

なぜなら、申請書を審査する人が、各項目ごとに「0点」「1点」「2点」のいずれかの点を付け、合計点の多い順に、申請者の中から免除する人を決めているからです。

なので、可能であれば各項目でその内容を充実させて「2点」を狙っていくとより良いです。

【ポイントその2】学内だけではなく、学外の成績を残す

世間に認められる結果を残すということは、学内の成績が良いだけではいけません。

私が聞き出した選考基準から考えて行くと、学外の学会発表や表彰、海外発表、ジャーナルへの論文掲載、プレスリリース、特許出願、ボランティア活動など・・・

とにかく、学外での活動において業績を上げてポイントを稼ぐ必要があります。

大学院での成績が優秀であることは必須ですから、学内選考で他の奨学生と差別化を図るためには学外での活動で実績を上げるのが一番でしょう。

だから、まずはそのような学外活動を普段から積極的にやっていくことを心がけましょう。

そして、忘れてはいけないことは、学外の活動に参加したことが証明できるような資料、例えば、名前が載っている新聞記事や冊子などを残しておくことです。

どうしてかというと、免除申請を申請する時に、申請書に書いた業績を証明するものを提出する必要があるからです。

ちなみに、私の場合は、分厚いキングファイルに見出しを付けて、業績に当たるものをすべて添付しました。

いざ提出しようと思っても、プレスリリースのあった新聞を手に入れたりすることは難しいので、自分の名前が世の中に出た資料は必ず残しておきましょう。

ちなみに、学内選考のポイント加算などについて詳しく紹介してあるサイトがありましたので、学内選考のポイント加算のことが気になる人は一度チェックしてみると良いでしょう。

>>大学院の奨学金返済を免除してもらう方法~理系編~|まだモノなんか捨ててるの?

最後に一言

ということで、今回は、日本学生支援機構の大学院第一種奨学金の返済免除についてお話ししました。

今回は奨学金を返済免除する方法に対して、少しテクニック的なこともお話ししましたが、本当に大切なことは、「普段から何事にもチャレンジする姿勢」です。

例えば、日本学生支援機構以外に目を向けてみると、奨学金を返済する必要のない給付型奨学金というものもあります。

すでに日本学生支援機構の奨学金をもらっている場合でも、併願して受けることが出来る給付型奨学金など、思っている以上にあなたの目の前にはたくさんの選択肢が転がっています。

それを拾い上げるか、無視するかはあなた次第・・・

さあ、あなたはこれからどのような選択をして生きていきますか?

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