知らないうちに奨学金が停止になってしまう3つのパターン(進学届、継続願、成績不振)

【パターンその3】成績不振による奨学金受取資格の剥奪

日本学生支援機構の奨学金は、成績不振によっても奨学金が停止される場合があります。

奨学生にとってこのケースが一番ドキッとする内容かもしれませんね。

では一体どの程度成績が悪いと奨学金が停止されてしまうのでしょうか?

その答えは「奨学生の適格認定に関する施行細則」にあります。

第3条 奨学規程第16条第3項及び第16条の2第3項に定める適格認定の基準(以
下「適格基準」という。)は,次に掲げるとおりとする。

~中略~

(3) 学業について
修業年限で確実に卒業又は修了できる見込があること。

引用)奨学生の適格認定に関する施行細則 – 日本学生支援機構

要するに、確実に進級ができる成績や単位取得状況であれば、奨学金を受けとるにふさわしい学生であり、成績不振が理由で留年した、またはその可能性が高い状況にある場合、奨学生としては不適格であるということです。

具体的にどれぐらいの単位数を取得していれば奨学金が停止されないのかなどについては、各大学の奨学金を担当する部署によって変わってきますので一概にどうとは言えませんが、普通に留年せずに進級、卒業できる見込みがあれば、まず奨学金が停止されることはないでしょう。

「いや、でもちょっと今期は単位を多く落としてしまって心配なんです・・・。」

留年までは行かないけど大学側から見て「ちょっとこの学生は成績が悪いぞ。」と認識されるようなケースでは、奨学金が停止される前に「警告」や「激励」の内容が記されたはがきが来ることになるでしょう。

というのも、奨学金は本当に成績がとても悪く、明らかに修業年限内の卒業が見込めない場合以外は、急に奨学金を「停止」したり、奨学生としての資格を「廃止」したりはせず、その前段階の「奨学金は支給し続けるけど、これ以上成績が悪くなったら奨学金を停止しますよ」といった内容の「警告」や「激励」という形で、奨学生に「このままだと奨学金が停止されてしまうことになるかもしれませんよ」という通知を行う仕組みになっています。

(1) 廃止
奨学生の資格を失わせる。
(2) 停止
1年以内で在学学校長が定める期間,奨学金の交付を停止する。ただし,停
止の事由が継続している場合は,当該停止期間を経過後1年を限度として在学
学校長が定める期間,停止を延長する。
(3) 警告
ア 奨学金の交付を継続する。
イ 学業成績が回復しない場合は,次回の適格認定時以後に奨学金の交付を停
止し又は奨学生の資格を失わせることがあることを警告し指導する。
(4) 激励
ア 奨学金の交付を継続する。
イ 学業成績の向上に努力するよう激励し指導する。

引用)奨学生の適格認定に関する施行細則 – 日本学生支援機構

なので、少々成績が悪くてもこのような「警告」や「激励」の通知が来ていなければ、このまま奨学金が受け取れる可能性は高いと思われいます。

ちなみに、この成績不振による奨学金の停止やそれに関連する通知の受取は先ほどの【パターン1】で紹介した奨学金の継続願をきっかけに、3~5月頃に送られてくることが多いようです。

通知を受け取ってしまった場合は、その内容をしっかりと読んで現状を真摯に受け止め、これからの生活パターンを見直していってください。

最後に一言

今回は、知らないうちに奨学金が停止になってしまう2つのパターンについてお話しました。

奨学金がなければ途中で大学を自主退学しなければならなくなってしまう人が多いと思います。

奨学金が停止されてしまうこの2つのパターンには極力注意を払って、奨学金が停止されてしまわないようにしていってくださいね。

それでは!

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