【実態とは?】返済不要の新聞奨学生のメリットとデメリット

新聞奨学生とは、新聞社独自の奨学金制度を利用している学生のことで、学費の一部もしくは全額を新聞社が肩代わりする代わりに、在学中は新聞配達業務を行うというもの。やめたいけどやめられない理由とは。現代の奴隷制度とまで比喩される新聞奨学生の実態のまとめ。

数百万円もの奨学金の返還免除に加えて、毎月10万円もの給料がもらえる新聞奨学生ですが、その魅力的なメリットの反面、大きなデメリット(配属先の当たり外れが大きすぎる、外れた場合にやめたくてもやめられないなど)を抱えているのが新聞奨学生の特徴。

ただ、ある方法を使って万が一、新聞奨学生をやめる時のために備えておけさえすれば、安心して新聞奨学生になることができるのも事実です。

今回は、そんな新聞奨学生の実態について、メリットとデメリットという視点でまとめていきます。

記事後半では、ある方法を使って新聞奨学生のデメリットを大幅に解消する方法についてもお話していきます。

少し長い記事になっていますが、これから新聞奨学生になって、数百万円を安心して得られるかどうかに関わるないようですので、ぜひ最後までご覧ください。

【メリットその1】借りた奨学金が返済免除になる

新聞奨学生の多くは、学費は全額無利息で貸与してもらうことができます。

しかも免除額内であれば全額返済不要。

例えば、日本経済新聞育英会を例に挙げると、4年制コースなら400万円(月額8.3万円程度)、3年制コースなら270万円(月額7.5万円)と言った感じ(その他の新聞奨学生もほぼ同額の設定)で、卒業時に借りた奨学金の返済を免除してもらうことが出来ます。

つまり、この範囲内で奨学金を借り受けるのであれば、実質的に返済不要の給付型奨学金になります。

【メリットその2】給与や賞与(ボーナス)がもらえる

新聞奨学生の場合、一般的な給付型奨学金と違って、新聞配達などの業務をする事に対する給与や賞与(ボーナス)がもらえます。

例えば、読売育英奨学会の場合の給与は毎月12~16万円程度で、年に2回の賞与(ボーナス)は3~5万円程度。

大学生の平均的なバイトの月収が約8.7万円ということから、「給付型奨学金+バイト=新聞奨学生」という考え方をすれば、新聞奨学生のイメージがしやすいでしょう。

1ヶ月の平均的な収入は、「5~10万円未満」が36.2%、「10~15万円未満」が24.1%で、全体の平均は8.7万円となっている。

引用)大学生の生活実態 ~大学生価値意識調査より~|就職未来研究所

【メリットその3】家賃のほとんどを販売店が出してくれる

新聞奨学生の良いところは、大学の近くの販売店で奨学生の個室を無償で貸与してくれていたり、家賃を販売店が出してくれたりするところ。

給料は地域・コースによって異なりますが、朝日奨学生になると家賃がかかりませんので、安定した学生生活を送ることができます。

引用)よくあるご質問|大阪朝日奨学会

家賃のほとんどを販売店が出してくれているので、助かっています。

引用)密着! 新聞奨学生との1週間――「学費も生活費も、子供自身が稼ぐ」という選択|PRESIDENT Online

地方から出てきて都内とか府内の大学に通うときの大きなメリットだと思います。
何しろ敷金・礼金を払わなくて済むし、基本的に大学に近い店舗に配属してくれるので通学が楽だし。

引用)新聞奨学生のメリット・デメリット。|続ドクパニッキ

大学生の家賃の相場は約6万円程度。

大学生の平均家賃は過去最低となった去年を854円上回りました。とは言え管理費込で¥58,128と6万未満に収まっており、首都圏の大学生は管理費込で6万円未満が平均的と言えます。

引用)みんなの家賃、どれくらい?|学生Walker

地域によって家賃に多少の差はありますが、それでもその分まで販売店が負担してくれるのはありがたいことですね。

【メリットその4】就職で有利になる

新聞奨学生は、大学生の時からバイトではなく、ほぼ正社員と同じ働き方をしています。

普通に大学生活を送ってきた人が身につけることが出来ていない、社会人として必要な、本当の意味での忍耐力や責任の持ち方など・・・新聞奨学生はそれらを就職する前に身に着けているため、就職の際に有利になることが多いようです。

岸田君もあと1カ月余りで大学を卒業し、この販売店を去る。この就職難にもかかわらず、就職先はすんなり決まったそうだ。

「新聞奨学生と履歴書に書けば、説明が多少下手でも、どんな経験をしてきたかが伝わる。自分でも自信を持って面接に臨めたと思います」

引用)密着! 新聞奨学生との1週間――「学費も生活費も、子供自身が稼ぐ」という選択|PRESIDENT Online

また、新聞奨学生として完走した後は、その積み上げたノウハウをそのまま活かせる販売店を専業とする人もいるようですね。

新聞奨学生は若いし、体力もあるし、働いて大学に通おうっていう真面目な方々が多いですから、1年も働いてればその店のエースになります。
その先に待ってるのは専業、そして所長への道(笑)。
いや、本当に新聞奨学生から専業になっちゃう人、かなり多いです。
あと、新聞奨学生をやっていて、卒業して普通の会社に就職しても、会社を辞めて専業になる人も少なくないです。

引用)新聞奨学生のメリット・デメリット。|続ドクパニッキ

ここまで読んでみると新聞奨学生のその魅力的なメリットに強く惹かれますよね。

ただ、新聞奨学生は、その魅力的なメリットの反面、大きなデメリットもあることで知られています。

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