ライバルに差をつける奨学金(授業料免除)申請理由の5つの書き方

学力基準や家計基準が合格基準に満たない場合の対処法について

学力基準や家計基準がギリギリの場合は、この奨学金を申請する理由が合否のカギを握ります。

その理由は、担当者の立場に立ってみると分かりますが、奨学生採用の人数が制限されている状況で、同じ学力、家計基準の人がいた場合、何をもってどちらを採用するか判断するのかというと、奨学金の申請理由しかありません。

なので、学力基準や家計基準がギリギリの場合は、これまで話した内容に加えて、これらの項目について検討してみてください。

学力基準

学力基準がギリギリだった場合は、成績表の在学期間中に勉強をしたくても出来なかった理由はないか考えてみましょう。

  • 病気で長期入院したため、学校に行くことができていなかった
  • 家計を助けるために、勉強する時間を削ってアルバイトをするしかなかった
  • クラブ活動と勉強の両立を図っていた(クラブ活動の実績があれば記入する)
  • 両親が離婚し、精神的に落ち込んでいた時期があった
  • 家族の介護(看病)のため、勉強する時間がなくなっていた
  • 短期留学したため、学校の成績は低くなっている
  • 進学先に自分の才能を活かせる学科がある

家計基準

家計基準がギリギリの場合、今の家計があまり苦しくなくても、学費や進学後の生活費に困る理由がないか考えてみましょう。

  • 不景気で父親の給料は減少傾向が続き、ボーナスもカットされる可能性がある
  • 今後老齢の祖父母の介護が必要になるため、出費が増えると思われる
  • 家庭の教育方針で、高校を卒業した後の学費や生活費は自分で賄わなければならない
  • 1才下の弟が専門を生かせる私立大学に入学を希望しており、将来の出費が増えることが予想される
  • 外国に留学することを目的に進学するので、留学費用を用意する必要がある
  • 安い国立大学という選択肢もあるが、自営業の父を手伝うため通える範囲の私立大学に行く必要がある

ここで考えた理由はあくまで補助的な役割を担うものです。

基本的には上で紹介した一般的な奨学金の書き方の流れで書き上げた理由をメインとして、その理由に付け足す感じでまとめていきましょう。

この場合の奨学金の一例を紹介しておきますね。

私は自宅から通学していますが、家計が苦しく、両親への経済的負担を少しでも減らしたいと思い奨学金を申請しました。私の家は、父の勤める会社が何年も給与据え置き、ボーナスカットという状況にあり、住宅ローンが重い負担となっています。パートをしている母に無理をさせないためにもアルバイトをしたいのですが、通学に時間がかかるため、良いアルバイトはなかなか見つかりません。家族の苦しい状況を少しでも改善するために奨学金の支給を希望いたします。どうぞよろしくお願いします。

もし、家計基準を上回っているのに奨学金を申請したい場合は、このように書いてもよいでしょう。

私の家は、家計に余裕がないという状態ではありません。しかし、東京での独り暮らしは生活費が掛かります。私自身は、欲しい物は自分で働いて稼いだお金で買えという両親の教育方針によって、高校生になってから様々なアルバイトを経験してきました。従って、けっしてアルバイトが嫌いではありませんが、大学4年間で司法試験に合格するという目標を実現するため、出来る限りアルバイトは控えたいと思っています。そこで、奨学金の申請を決意しました。贅沢な願いと思われるかもしれませんが、何卒ご理解のほどお願いいたします。

ポイントは、嘘偽りなく、明確に今あなたが置かれている状況を表現することです。

あとは、担当者がどのように判断するか、その判断を待つしかありません。

最後に一言

お疲れ様でした。

ここまでの手順に従って奨学金や授業料免除の申請理由を書くことができれば、相当良い申請理由が出来ていると思います。

これまであまり作文をしてこなかった人も多いかと思いますが、作文力は奨学金を受け取るためのものだけではなく、大人になってからいろんなシチュエーションで活かせる能力です。

奨学金を受け取らないと大学に行くことができないこの状況は少し嫌な思いをするかもしれませんが、この骨の折れる作業をすることによって、大人になってからもとても役立つ作文力が身につくきっかけを与えてくれました。

何事も前向きに捉えて、これからも人生を楽しんでいってくださいね。

それでは!

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