奨学金の継続願を忘れてしまった時の4つの対処法

日本学生支援機構の奨学金を受取り続けるには、毎年12月から2月初旬(各学校により異なる)までにスカラネットパーソナル(WEB入力)で奨学金の継続願を提出する必要があります。

仮に、日本学生支援機構の奨学金継続願を出し忘れてしまったままにしておくと、翌年の4月からの奨学金の振込みが止まってしまいます。

今回は奨学金の継続願を出し忘れてしまったときにあなたが出来る4つの対処法についてお話ししていきます。

なお、奨学金の継続願に関して、こちらの記事も参考になると思います。

>>知らないうちに奨学金が停止になってしまう3つのパターン(進学届、継続願、成績不振)

>>【奨学金の振込日】奨学金が振り込まれない理由まとめ

奨学金継続願に関するルール

日本学生支援機構のHPで、奨学金の継続願のところを詳しく読んでみると・・・

<現在、奨学金を受けている方へ>
学校から「貸与額通知書」等を受け取り、「奨学金継続願」の提出(入力)を忘れずに行なってください。
※「貸与額通知書」は、12月又は1月に、学校から配付されます。
※今年度3月に満期予定の方(最終学年の方・緊急採用(第一種)奨学金の方)、今年度11月以降採用された方等は、「奨学金継続願」の提出対象者ではありません。

「適格認定」とは・・・
学業を続けていくために、奨学金が継続して必要か否かをあなた自身が判断して、引き続き奨学金の貸与を希望する方は、毎年1回「奨学金継続願」を提出します。提出は、インターネットにより行ないます。
学校は提出された「奨学金継続願」の入力内容を、「奨学生の適格認定に関する施行細則」第3条により、以下の点について厳格に審査し、奨学金継続の可否を認定し、本機構に報告します。
(1) 人物について・・・生活全般を通じて態度・行動が奨学生にふさわしく、奨学金の貸与には返還義務が伴うことを自覚し、かつ、将来良識ある社会人として活躍できる見込があること。
(2) 健康について・・・今後とも引き続き修学に耐えうるものと認められること。
(3) 学業について・・・修業年限で確実に卒業又は修了できる見込があること。
(4) 経済状況について・・・修学を継続するため、引き続き奨学金の貸与が必要であると認められること。

なお、学校が定める提出(入力)期限までに「奨学金継続願」の提出(入力)がない場合は、継続する意思がないと判断され適格認定は「廃止」となり、奨学生としての資格を失います。

出典 「奨学金継続願」の提出(入力)手続きについて|日本学生支援機構

ということで、奨学金の継続願を提出し忘れた場合、4月以降は今までどおり奨学金を受取ることは出来ないと考えましょう。

ただ、ケースバイケースですが、稀に奨学金の継続願いを提出し忘れてしまっても、あることをすれば引き続き奨学金を受取ることが出来る場合もあります。

奨学金継続願を出し忘れてしまった時の4つの対処法

奨学金継続願を出し忘れてしまった時の具体的な対処法についてお話しておきます。

【対処法その1】気づいたらすぐに大学の奨学金窓口に相談する

スカラネットパーソナルは期限厳守がルールになっています。

ですが、それはあくまでもルールであって、学内で行われる事務的な作業(奨学金継続の判定など)はその期限以降に行われます。

あくまでも可能性の話ですが、期限が過ぎていたとしても事情を説明すれば、もしかしたら担当者が何かしらの手段であなたを救済してくれるかもしれません。

ものは試しです。

諦める前に、まず大学の奨学金担当窓口に行って、事情を説明し、今の奨学金を継続して受けることが出来ないか相談してみましょう。

【対処法その2】日本学生支援機構の奨学金に再度申し込みをする

奨学金継続願を提出期限を過ぎてしまった場合、その奨学金については廃止となり、奨学生としての資格は失われます。

しかし、2~3月頃に行われる「来年度の」日本学生支援機構奨学金申請をすれば、来年度の5月(次の5月)から「新しい」奨学金があなたの口座に振り込まれます。

どういうことか、もう少し詳しく説明していきましょう。

まず、日本学生支援機構には3つの奨学金の申し込み方法があります。

  • [予約採用]入学前の申込
  • [在学採用]入学後の申込(毎年春頃)
  • [緊急採用・応急採用]緊急の申込(随時)

このうち在学中に申し込みが出来るのは、毎年春に申し込みが行われる在学採用と、随時申し込みを受け付けている緊急採用、応急採用です。

奨学金の継続願いを提出しなかったということは、その時点で次の4月以降は奨学生としての資格がないということになるわけですから、また一から日本学生支援機構に奨学金を申込む事が出来ます。

まずは学校の奨学課など奨学金関係の業務をしている部署に問い合わせてみてください。

過去にもあなたと同じようなミスをしてしまった人が必ずいるはずですから、すぐに対応してくれる戸思いますよ。

ただし、以前日本学生支援機構の審査に合格したからといって、今回申請する奨学金も必ず合格するかどうかは分かりませんので、しっかりと手続き(申請時の家庭の事情や収入支出の記入など)をしていきましょう。

【対処法その3】両親に報告し、一時的に仕送りを増やしてもらう

もし、来年度の4月以降にもらえなくなることが確定した場合、生活費や授業料の支払いが出来なくなり、大学を中退しなければならなくなります。

そうなった場合、最終学歴が高卒扱いとなり、就職などには不利な状況になっていきます。

まずは落ち着いて、ご両親にその事実を伝え、ひとまず数ヶ月先までの仕送りをしてもらえないか相談してみましょう。

両親の手元にお金がない場合は、比較的審査の条件が緩いのが特徴の楽天銀行などの教育ローンを親に利用してもらって当面の学費を賄いつつ、もう一度次回の奨学金の申込みを勧めていくというのも一つの手です。

【対処法その4】日本学生支援機構以外の奨学金に申し込む

その他の手段としては、日本学生支援機構以外の奨学金に申し込むという手もあります。

こちらに日本学生支援機構以外の奨学金をまとめてありますから、この中から条件にあった奨学金を探し出し、申し込んでください。

>>日本学生支援機構以外の奨学金|日本学生支援機構

給付型や無利子の奨学金は競争率が高めですが、有利子の奨学金は審査が緩めのものもありますから、奨学金が必要な時期と、あなたの学力などをトータルで考えながら、どの奨学金に申し込むか決めていきましょう。

たとえ落ちてしまっても大丈夫。

とにかく受かるまでどんどん申し込んでみてください。

その姿勢が大切ですよ。

最後に一言

今回は、奨学金の継続願を忘れてしまったときの4つの対処法についてお話しました。

この記事でお話しているように、「奨学金の継続願を忘れてしまった」=「大学生活の終わり」ではありません。

大学に通うためのお金を何とかする方法はいくらでもあります。

ただ、大切なことは、この不利な状況を打開するまで行動し続けるということ。

ミスを取り返すのは簡単なことではありませんが、難しいことでもありませんので、状況が改善するまで、いろんな作戦を考えて、結果が出るまで行動し続けましょう。

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