奨学金を減額返済するための具体的な申請方法

減額返済の申請方法と提出する書類について

続いては、減額返還の手続きの方法についてお話していきます。

手続きの方法はとても簡単です。

下記のサイト(スカラネット・パーソナル)から「奨学金減額返還願・奨学金返還期限猶予願」とチェックシート、所得証明書などを郵送で提出すればOKです。

【4】奨学金減額返還願のダウンロードについて

スカラネット・パーソナル(スカラネットパーソナル登録者のみ)

出典)減額返還|日本学生支援機構

なお、申込書の送付の際に必要となってくるその他の証明書は申請理由によって変わってきますから、詳しくはこちらでご確認ください。

>>奨学金減額返還願に添付する証明書|日本学生支援機構

ただし、平成26年4月から、奨学金の返還開始より1年以内の初回申請時に限り、収入証明書などの証明書類の提出が不要となりましたので、その条件に当てはまる人は下記の記事をご覧ください。

>>減額返還制度の申し込みに係る提出書類の簡素化|日本学生支援機構

減額返還の申請理由とその書き方のポイント

奨学金減額返還願の中にある申請理由の欄には、「あなたの収入に対して支出が多く、奨学金の返還が難しい状況」ということと、「減額申請が通ったら、安定して返済できます」という申請理由を明確に書いておきましょう。

減額返還の申請理由の例文を載せておきますから、参考にしてください。

大学を卒業し2年目になりますが、就職することができず、卒業以後アルバイトで生計をたてています。日給制のアルバイトのため収入は多少変動しますが、手取りは月15万円前後で、現在の職場ではこれ以上得られる見込みはありません。支出は家賃、食費、光熱費、インターネットと携帯電話代で10万円が毎月かかり、医療費も支払っています。奨学金の返還が困難ですが、半額であれば返還できます。減額返還をお願いします。

今年中には就職して、通常の月賦金額での返還を再開したいと思っています。なるべく早く奨学金の返還を完了したいので、12ヶ月間減額返還を承認されたとしても、承認された期間の終了より早く再開できるようになれば、減額返還短縮願を提出します。

減額返還の可否は通知で送られて来る

減額返済の申請が受理されると、日本学生支援機構から「返還期間変更承認通知書」と「奨学金返還の振替通知」の2種類の通知が自宅に届きます。

返還期間変更承認通知書

奨学金の返還期間変更承認通知

奨学金返還の振替通知

返済期間変更後の奨学金の振替案内

これで、申請前は毎月22,336円だった奨学金の返済が、申請後は11,780円になりました。

もし、奨学金の返済に不安がある方は、是非この制度を活用してくださいね。

最後に一言

今回は、奨学金の返済を半額にする減額返還の申請方法と理由の書き方についてお話しました。

日本学生支援機構は国が関与しているということもあり、延滞が始まる前に返済が苦しい状況を説明し、正式な手続きをとっておけば、他の金融機関のように無理に返済を強いてくることはありません。

また、先ほどお話したような条件を満たすことができれば、ほとんどの場合、減額返済の手続きを通過することができます。

もし、何らかの理由で奨学金の返済に不安がある場合は、事態が悪化する前に日本学生支援機構にそのことを伝え、どのような方法があるか電話で聞いてみましょう。

なお、何らかの理由で奨学金を減額して返済していくのも大変な場合は、奨学金の返済をストップさせる奨学金の返還期間猶予を検討してみてください。

>>奨学金の返済を止める返還期限猶予願の申請方法と理由の書き方

後ろ向きに捉えるのではなく、これから前を向いていくために必要な手続きだと考えて、状況を少しでもよくできるよう、一つ一つ確実に行動していきましょうね

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